定年後の趣味にDTMを始めようと思い立ちました。
なにから始めたらいいのか?
調べてみてそこで初めて、楽譜が書けないということに気が付きました。
楽譜が書けなくても打ち込みという手があるみたいですが、
MIDI音源などを制作するためのシーケンサやシーケンスソフトに、演奏情報を入力すること。演奏情報には、音の強弱や音程、音色の変化、リズムなど、さまざまな要素が含まれる。演奏情報は、MIDI信号としてMIDI音源に送られ、それを発音させる。
コトバンク
打ち込みの画面を見たら
「楽譜よりわかりにくいんじゃない?」
直感的にそんな思いが・・・。
楽譜での入力のほうが、感覚的にわかりやすいと感じたのです。
だって打ち込みの画面ってこんなのですよ。
正直言って、「よくわかりません」
というわけで「ドレミファソラシド」の楽譜への書き方を覚えたいんです。
「打ち込み」ってわれわれの年代にはなんかとっつきについですね。
音符に慣れてくると、楽譜のほうが直感的にわかりやすいです。
それでは「ドレミファソラシド」の楽譜への書き方、
基本から始めましょう。
この先を読んでいただいたら、「ドレミファソラシド」をスムーズに楽譜に書くことができるようになっています。
(あなたのやる気にもかかっていますけど・・・)
それでは、始めます。楽譜を書くためのポイントからです。
まずは、「ドレミファソラシド」の復習です。
ドはどの音?
[ドレミファソラシド」ってこんなのでしたね。
形は合ってます。
ここでちょっと疑問が?
「ド」はどの音?
「ド」と一口に言ってもいろいろな音の高さの違いの「ド」があります。
せーの!と同時に「ドレミファソラシド」と歌ってみたら、
自分が歌った「ドレミファソラシド」と、
カミさんに歌わせた「ドレミファソラシド」
バラバラです。ぜんぜん違う音の高さです。
「ドレミファソラシド」ってどの音を書けばいいんでしょう?
基本の「ド」はキーボードの鍵盤で表すとこの「ド」です。
キーボードの真ん中にある印のついた「ド」です。
この「ド」が基準になります。
ハ長調の「ドレミファソラシド」です。
「ドレミファソラシド」を何に書いたらいいんでしょう?
ベストな方法は?
「ドレミファソラシド」を何に書けばいい?
PC上には楽譜作成のソフトがたくさんあります。
ありますが・・・、使いこなすには努力が必要です。はっきり言って「難しい」です。
私もいくつかトライしてみました。が、挫折しました。
音符を入力するのに音符のマークを選び、五線譜まで音符を運んで置いてみたら「あれ!違う音符だ」
「削除するのはどうやるんだっけ?」
「マニュアルはどこだっけ?」
そんなふうに悪戦苦闘したのです。
こんなの見たことありますか?
五線譜です。
「音楽ノート」というノートがあります。小学校の音楽の授業以来みたこともありませんでした。
実際やってみると、おすすめです。
勉強している実感が沸き起こります。
ノートに鉛筆!これが絶対です。
書き方を間違っても消しゴムでさっと消すだけで次に進めます。
実際にノートに書いてみることを提案します。
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ノートが準備できたら、書いていきましょう。
「ドレミファソラシド」の書き方
基準の「ド」はどこに書いたらいいでしょう?
五線の中には「ド」を書く場所がありません。
ここに書きます。五線からはみ出します。
五線譜の五本の線の下です。
これは決まりごとです。覚えるしかありません。
五本の線のもう一本下の線ということで「ド」の音符に横に短い線を入れます。
なんか土星みたいな形になってしまいます。
この「ド」の音を基準にして「レミファソラシド」と順に上に向かって書いていきます。
その前に、
上の楽譜って何かが足りなくない?
楽譜にはたしかこんな記号みたいなものがあったはずでは?
なかなか「ドレミファソラシド」が書き始められません。
音楽の知識って面倒なんですね。
記号について調べてみました。
音部記号
ト音記号
五線紙に音符を記入する前に、必ず書かなければならないものです。
「ト音記号」です。
書く場所は一番左の端です。
(隣りにある4/4は拍子の記号です。後述します)
この役目はなにかというと、
「ト音記号」が書かれると音を書き込む場所が決まります。
「ド」はここに、「レ」はここにというようにです。
この記号がないと、どこにどの音を書いたら良いのかわかりません。
(なぜ「ト音記号」というのかの理由がありますが、今回は触れません。話が長くなりますので)
ヘ音記号
音部記号には他にこういうのもあります。
こちらは「ヘ音記号」といいます。
「ト音記号」の書かれた楽譜より下の音、楽器で言えばベースなどの低音部の音を記入します。
こんなふうに書かれます。
(その他「ハ音記号」もありますが現段階で覚える必要はありません)
上の「ト音記号」の図で4/4は拍子記号であるとお伝えしました。
もう少し詳しく見てみましょう。
拍子記号
2拍子、3拍子、4拍子とか聞いたことありますね。それを楽譜上で表す記号です。
6/8拍子とか現段階ではちょっとむずかしい拍子もあります。
ここでは4/4拍子についてだけ触れておきます。
意味はこういうことです。「何拍で?/どの音符で?」
上の4/4の場合は、「1小節に4分音符が4拍入りますよ」ということになります。
なのでこれは、4拍子です。
入る音符が4分音符だけということではありません。
1小節のリズムが「タン・タン・タン・タン」と4つ刻むということです。
音で説明しますね。 音が出ます。音量に注意してください。
4拍子についてはなんとか理解できました。もう一つ、音符についても調べてみました。
上で説明した4分音符についてです。
音符(4分音符)
これが4分音符です。
1拍の基準になります。音で表すと「タン」です。
1小節にこの音符が3つ入ると3拍なので、3/4拍子になります。
五線譜に音部記号と拍子記号を書き込むことができました。
4分音符で「ドレミファソラシド」を記入してみます。
4/4拍子なので1小節に4分音符が4個入ります。
「ドレミファ」まで1小節に記入できます。
これが完成形です。4/4拍子で4分音符で書くと2小節で書けました。
音で聴いてください。音が出ます。音量に注意してください。
「ハ長調」の4/4拍子の「ドレミファソラシド」です。
拍子記号が4/4 じゃなかったことに気が付きましたか?
Cみたいな記号になっていましたね。これも4/4と同じ4拍子の意味です。
(以前に録画しておいた映像を使ってしまいました。ゴメンナサイ)
「ハ長調」の4/4拍子の「ドレミファソラシド」を楽譜に書くまでの作業についてお伝えしてきました。
今回はこのへんでまとめさせていただきます。
まとめ
楽譜を書くための初歩的な知識についての記事です。
五線譜に「ト音記号」を書く理由についてお伝えして、
拍子記号についてと、
今回「ハ長調」の4/4拍子の「ドレミファソラシド」を書くのに使用する4分音符についてお伝えしました。
音符の種類!長さや拍子の違い、休符も覚えてリズムを表現してみる。
ぜひとも音楽ノートを購入してください。
そこに鉛筆で書き込んでいくと必ず覚えます。
楽譜が書けるようになること、イコール、楽譜を読めることです。
楽譜が書けるようになると、
そんなことができるようになります。
もっと詳しく知りたいと思ったら、こちらの記事を御覧ください
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