コード(和音)の作り方。短調の3つのパターンに注意。

コード(和音)についてもっと知りたいと思うんだけど。

簡単に分かる方法はないものか?
音楽の知識って難しい単語や記号が多くてわかりにくいんだ。

そんなあなたに筆者の体験を綴ります。ヒントになれば幸いです。
還暦間近になってからDTMを始めた私の体験談です。苦労してきましたからあなたの気持ちは重々承知です。

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「コード(和音)ってよくわからないんだ」というあなた、

大丈夫です、始めましょう。

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コード(和音)とは?

カラオケで気持ちよく歌っていると、「ちょっとハモらせて」と自分の歌っている音程とは違うメロディを歌い始める人がいます。

上手な人にハモられると気持ち良くなりますね。(論外の人だったら最悪の結果になりますが)

それが和音です。ハーモニーです。ハモるとはハーモニーの動詞です。

歌に伴奏を付けるとやはりいい気持ちになります。伴奏は和音を弾いているのです。
和音=コードのことです。

例えばギターでコードを押さえながらジャランジャランと歌う弾き語り。覚えてやってみるとすごく気持ちいいです。

コード(和音)についてもう少し調べてみましょうか。
わかりやすいようにハ長調とイ短調(ピアノの白い鍵盤だけで弾ける音階)で説明しますね。

長調の三和音について

ハ長調の「ドレミファソラシ」です。

音名で表すとこうなります。「ハ」から始まるので「ハ長調」になります。

英語表記だとこうです。Cから始まるので「Cメジャー」ともいいます。

音名は鍵盤上の位置は変わりません。このままです。

この「ド」に和音を付けてみますね。
まず、3度上の音を重ねます。

次にこの上に5度上の音を重ねます。

3つの音の重なりができました。
3つの音の和音なので三和音と呼びます。


次に「レ」から順に三和音を作っていきます。
3度上と5度上の音を重ねていきます。

「ド」から「シ」まで7つの和音ができました。

聴き比べてみると各和音の音の響きに若干違いがあると思いませんか?
(聴いてみてください。音量に注意してください)

ローマ数字で番号を付けておきます。

三和音についてもう少し調べてみましょうか。

主要三和音(スリーコード)とは?

「ド」の三和音、「ファ」の三和音、「ソ」の三和音の響きは明るい感じがしませんか?


それに対して「レ」「ミ」「ラ」の三和音は少し暗いような感じがしませんか?

先程ローマ数字で番号を付けておきました。
ここで使います。
ディグリーネームといいます。

1番目の「ドミソ」の和音を、トニックといいます。


4番目の「ファラド」の和音を、サブドミナントといいます。

5番目の「ソシレ」の和音を、ドミナントといいます。

意味があります。

曲の最後に使うと違いがわかります。

[Ⅰ]トニック:安定している。
曲の終わりに使うとまさに「終わった」感じになります。

[Ⅳ]サブドミナント:やや不安定
曲の終わりに使うと「なんか中途半端」みたいな感じになります。

[Ⅴ]ドミナント:不安定である。
曲の終わりに使うと「終わっていない」感じになります。

試しに[Ⅰ]トニックで曲を終了してみます。

[Ⅳ]サブドミナントで曲を終了してみます。

[]ドミナントで曲を終了してみます。

違いわかりましたか?

この3つの和音のことを、主要三和音といいます。

ハ長調では、
「ド」「ファ」「ソ」の3つの三和音のコードネームは
「ド」の三和音=C
「ファ」の三和音=F
「ソ」の三和音=G です。
この3つの和音のことを、主要三和音といいます。
三和音を構成している3つの音のことをコードトーンといいます。

Cのコードトーンは
「ド」「ミ」「ソ」

Fのコードトーンは
「ファ」「ラ」「ド」

Gのコードトーンは
「ソ」「シ」「レ」

以上「ハ長調の三和音」の説明でした。

短調にも三和音はあります。
イ短調(ピアノの白い鍵盤だけで弾ける音階)で説明します。

短調の三和音について

聴いてみてください。

「ドレミファソラシド」とはちょっと違いました。

「ラシドレミファソラ」の順番になります。この並びで音を鳴らしたのが冒頭の旋律でした。
少し暗く感じましたね。

鍵盤で見てみますか。

「ラ」が音名の「A」、和名でいうところの「イ」の位置から始まっていますね。

よって、「Aマイナー」もしくは「イ短調」と呼ばれます。

あなたは当然「Aマイナー」と呼んでくださいね。
「イ短調」と呼ぶと文字通りマイナーになってしまいます。

「C」から始まる音階の「ドレミファソラシド」を「ハ長調」といいました。
長調の音の並びは「全全半全全全半」でした。「ドレミファソラシド」と聞こえました。

短調はどうなんでしょう?

全 半 全 全 半 全 全 

の並びですね。

「長調」の「全全半全全全半」と同じように
「全半全全半全全」と音が並ぶと、始まりの「ラ」の高さが違っても「短調」の音階になります。

「ドレミファソラシド」じゃなくて「ラシドレミファソラ」ですよ。

「短調」についてお伝えしましたが、すごく短く終了です。

終わったと思ったのですが、ここで問題が起こりました。
短調には3つの種類の音階があったのです。

短調の3つの音階について

ナチュラルマイナースケール(自然短音階)

先程説明した音階をナチュラルマイナースケール(自然短音階)といいます。

聴いてください。

長調の場合「ドレミファソラシド」の「シ」と「ド」の隔たりは半音です。
主音の「ド」まで「シ」が半音なのでスムーズな形で導いてくれます。違和感がありません。

しかし、ナチュラルマイナースケールの場合は、「ソ」と「ラ」の隔たりは全音です。
全音だと導音としての働きが弱いのです。

そう聴こえましたか?

ハーモニックマイナー(和声的短音階)

そこで「ソ」を半音上げて「ソ」と「ラ」の隔たりを半音にする音階が生まれました。

聴いてみてください。

ハーモニックマイナー(和声的短音階)といいます。

どうでしたか?
「ファ」から「ソ」への音に違和感はありませんでしたか?

しかし、コード進行を作る場合には、このハーモニックマイナースケールが、一番最適なスケールです。覚えておいてください。

ディグリーネームはこうなります。
ハーモニックマイナーのディグリーネームを記載しておきます。

Ⅰ トニック 「ラドミ」

Ⅳ サブドミナント 「レファラ」

Ⅴ ドミナント 「ミソ#シ」

メロディックマイナー(旋律的短音階)

そこでもう一つ別の音階が生まれました。
「ファ」にも♯を付けて「ミ」と「ファ#」を全音、「ファ♯」と「ソ♯」を全音として無理のない音程と進行にしました。

聴いてみてください。

メロディックマイナー(旋律的短音階)です。
なんかハ長調に近い旋律に感じませんか?

ここでも問題が発生します。

「ラシドレミファソラ」と上がっていくときにはいいのですが、
「ラソファミレドシラ」と下がってくるときになんか変です。

そこで下がってくるときには
「ファ」「ソ」はナチュラルにするということになりました。

なんか面倒ですね。

短調についてお伝えするのは以上です。

このへんでまとめさせていただきます。

まとめ

今回は、コード(和音)についてもっと知りたいと思うんだけど。
簡単に分かる方法はないものか?
音楽の知識って難しい単語や記号が多くてわかりにくいんだ。

そんなあなたにお伝えしてきました。

目次の順に振り返ります。

コード(和音)とは?
「コードって?」を
身近な例で説明しました。

カラオケでハモったり、ギターで伴奏を付けることなどでした。

長調の三和音について
ハ長調の三和音の構成について解説しました。
「ドレミファソラシド」の各音から7つのコード(和音)ができました。

主要三和音(スリーコード)とは?
7つのコード(和音)の中でCとFとGのコードのことを主要三和音(スリーコード)と呼びます。

短調の三和音について

イ短調の三和音の構成について解説しました。

「ラシドレミファソラ」の各音から7つのコード(和音)ができました。

短調の3つの音階について

短調には3つの派生パターンが有りました。

ナチュラルマイナースケール(自然短音階)

ハーモニックマイナー(和声的短音階)

メロディックマイナー(旋律的短音階)

これからDTMで短調で作曲をするときには、ハーモニックマイナー(和声的短音階)を覚えておけば大丈夫です。

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